ACIDMAN

アグレッシヴに繊細に、自身の世界を表現しきったACIDMANのステージ
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薄曇りのLAKESIDE STAGEにACIDMANが登場。7月にリリースされたばかりの最新アルバム「A beautiful greed」のオープニングを飾る、同名のインスト曲をBGMに現れた3人は、力強く拳を上げてオーディエンスの歓声に応える。

勢いある演奏とダイナミックなボーカル、コーラスが印象的な「CARVE WITH THE SENSE」で始まった3人のステージ。続く「ストロマトライト」では力強いビートに乗せて、大木伸夫(Vo,G)の情感あふれる歌声が響いていく。佐藤雅俊(B)は早くもトレードマークのキャップを飛ばし、ステージ上を縦横無尽に跳び回って攻撃的なベースラインを奏でる。

浦山一悟(Dr)が鳴らす、地面に響き渡るリズムから始まった3曲目は「FREE STAR」。大木が軽やかなギターフレーズを鳴らし、曲が盛り上がっていくにつれてフィールドのテンションも徐々に高まる。バンドとオーディエンスが一体となっていく、その連帯感を肌で感じられる瞬間だった。

ここで浦山が「どうもこんにちは、ACIDMANです! 今日は頭の中が真っ白になるぐらい、熱く盛り上がっていきましょう!」と挨拶し、彼らの熱いエネルギーが伝わるミディアムチューン「ファンタジア」を披露。さらに大木が「僕らは今日で今年の夏フェス出演が最後なんですけど、本当に楽しいです。ありがとうございます」と語って、「Under the rain」を奏で始める。柔らかなギターの音色がパワフルなビートに変わっていき、フィールドを真っすぐに見つめながら大木が全力で歌う。浦山と佐藤も疾走感に満ちたリズムを鳴らし、観客のテンションをますます高めていく。

ラストは大木の「もっともっと盛り上がっていくぞ!」という煽りに乗せて「ある証明」「Your Song」をたたみかける。豪快と繊細、攻撃性と丁寧さ。相反するものを完璧に調和させたACIDMANの魅力を、改めてオーディエンスに叩きつけた35分だった。

セットリスト
M-1.CARVE WITH THE SENSE
M-2.ストロマトライト
M-3.FREE STAR
M-4.ファンタジア
M-5.Under the rain
M-6.ある証明
M-7.Your Song