これが桑田佳祐! 国民的ロックスターが魅せた圧倒的ライブショー
3日間にわたる「SWEET LOVE SHOWER 2009」の大トリは「桑田佳祐 & SUPER MUSIC TIGERS」! 桑田佳祐(Vo,G)、佐橋佳幸(G)、斎藤誠(G)、亀田誠治(B)、松田弘(Dr)、小田原豊(Dr)、原由子(Key)、片山敦夫(Key)、安奈陽子(Cho)、村石有香(Cho)、佐々木久美(Cho)、谷中敦(B.Sax)、GAMO(T.Sax)、北原雅彦(Tb)、NARGO(Tp)、角谷仁宣(Syn&Programming)という超豪華メンバーによる16人編成のスペシャルバンドだ。
ツインギター、ツインドラムにスカパラホーンズまでを擁する大所帯バンドは、松田、原、斎藤、片山、安奈といったサザンオールスターズのライブメンバーに、フジテレビ系「桑田佳祐の音楽寅さん」の参加ミュージシャンを加えた夢のラインナップ。当日まで一切が謎に包まれていたスペシャルバンドの意外な正体に、集まったファンは驚きの歓声を上げた。
ライブは2002年の桑田ソロ曲「ROCK AND ROLL HERO」からスタート。オーディエンスが大歓声で応える中、そのまま「スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)」、「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」といったKUWATA BAND、桑田ソロ名義による往年の名曲でフィールドを一気に盛り上げる。
桑田はMCで「3日間お疲れ様でした。スペースシャワー!」と叫び、「この素晴らしいイベントの最後に出させていただきまして。最近の若い人たちはみんな上手くてね、今回はなんとかそれに対抗すべく(メンバーを)いっぱい連れてきてしまいました」と集まったファンを笑わせた。
ライブ中盤は、バックに聞こえてきた波の音に導かれるように「海」「栞(しおり)のテーマ」「Oh!クラウディア」と、1980年代のサザンを代表するバラードナンバーを立て続けに披露。「栞(しおり)のテーマ」では桑田の歌声に原坊のピアノとコーラスがそっと寄り添い、「Oh!クラウディア」では曲の最後に「富士の高嶺にほら秋が見えるよ」と、この日ならではのフレーズを追加するなどしてファンを喜ばせた。
「どうもありがとう、みんな!」と再び感謝の言葉を口にしてから始まったのは、夏の終わりにふさわしいKUWATA BANDのミディアムチューン「MERRY X'MAS IN SUMMER」。間奏ではオリジナルのラップを披露する遊び心も見せつつ、バンドメンバーの紹介も挟み込む。
その後、聴き慣れたギターのフレーズにあわせて桑田は「愛し合ってるかーい」とシャウト。RCサクセション「雨あがりの夜空に」をワンコーラスカバーし、そのまま「ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~」になだれ込む。高揚感あふれるメロディで観客をノックアウトしつつ、すでにライブは終盤戦に突入。「波乗りジョニー」のビートに弾かれるように観客が飛び跳ね、山中湖畔の地面が大きく揺れる。そしてラストナンバーのイントロが鳴り「みんな素晴らしい夏をありがとう!」と桑田が叫ぶと、本日の出演アーティストたちがステージ上に再登場。名曲「希望の轍」を大合唱し、約50分にわたるスペシャルライブは盛大な花火とともに、その幕を閉じた。
国民的アーティストである桑田佳祐が、バンドやユニットの枠を超え、自身のキャリアを自由奔放に横断した一夜限りのロックンロールショー。フィールドを埋め尽くしたオーディエンスたちが見せる最高の笑顔が、この日のステージの素晴らしさを物語っていた。
桑田佳祐 & SUPER MUSIC TIGERS
桑田佳祐(Vo,G)
佐橋佳幸(G)
斎藤誠(G)
亀田誠治(B)
松田弘(Dr)
小田原豊(Dr)
原由子(Key)
片山敦夫(Key)
安奈陽子(Cho)
村石有香(Cho)
佐々木久美(Cho)
谷中敦(B.Sax)
GAMO(T.Sax)
北原雅彦(Tb)
NARGO(Tp)
角谷仁宣(Syn&Programming)
M-1.ROCK AND ROLL HERO
M-2.スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)
M-3.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)
M-4.海
M-5.栞(しおり)のテーマ
M-6.Oh!クラウディア
M-7.MERRY X'MAS IN SUMMER
M-8.雨あがりの夜空に~ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~
M-9.波乗りジョニー
M-10.希望の轍

