矢野顕子

矢野顕子、ハートウォーミングな歌声で観客の心と体をときほぐす
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Mt.FUJI STAGEに軽やかな足取りで登場した矢野顕子を、大きな歓声と温かな拍手が迎える。矢野は、華麗にお辞儀をするとグランドピアノの前に着席。鍵盤にそっと手を置くと、美しいフレーズを響かせ、そのまま「BAKABON」を歌い始めた。

国民的キャラクターへの愛情が込められたハートフルな楽曲に続いては、甘い歌声とジャジーな鍵盤の音色が絡み合う「Evacuation Plan」へ。先ほどのファニーな印象から一転、彼女にしか醸し出せない艶めきに、誰もがすっかり魅せられていく。

続くMCでは「こんにちは、矢野顕子です。そろそろ雨止ませようと思ってます」「山中湖に来たのは子供のとき以来かもしれないですけど。いいね、緑の中で音楽が聴けて、美味しいものも食べられて」「私はさっきからイカ焼きを狙ってるんですけど、これが終わったら逃しませんよ!」とまるで友達とおしゃべりするように語り、オーディエンスの心を和ませた。

その後は柔らかな歌声で「変わるし」と「ごはんができたよ」を演奏。さらに「今日はこのあとにもアーティストが出てくるし、みんなはこのあとエレファントカシマシを観に行かなきゃいけないでしょ?」と話し「ROSE GARDEN」を熱唱した。矢野顕子サウンドとしか形容のできない楽曲は、たちまちオーディエンスの耳を魅了。観客はうっとりとした表情を浮かべながら、その唯一無比の歌声に身を委ねた。

ラストナンバーとして「ひとつだけ」を届けた後、「ちょっと寒くなってきましたけど、風邪をひかないように明日から会社とか学校とかがんばってください」とファンに語りかけた矢野。肩の力の抜けた、そのナチュラルであたたかなトークと歌声に誰もが惜しみない喝采を贈った。

セットリスト
M-1.BAKABON
M-2.Evacuation Plan
M-3.変わるし
M-4.ごはんができたよ
M-5.ROSE GARDEN
M-6.ひとつだけ