indigo la End

FOREST STAGE初日の1番手はindigo la End。今年5月に行われた「スペースシャワー列伝 ~第八十九巻 むだいの宴~」に出演し大きな話題を集めた3人が、この日のステージでも迫力満点のパフォーマンスで観客を魅了した。
 
1曲目は9月5日にリリースを控えた新作ミニアルバム「渚にて」から、「レナは朝を奪ったみたいだ」。複雑な変拍子の展開と川谷絵音(Vo, G)の個性的な声質で、早くもオーディエンスの心を惹きつける。そして「スペースシャワーTVで一番流れた曲をやります」という川谷の挨拶に続き「緑の少女」へ。今年4月にスペシャでヘビーローテーションされた、切なく美しいナンバーをゆったりと響かせた。
 
「今日リストバンドもらったんですけど、間違えて右手に着けちゃったんでギターが弾きづらくて(笑)」という川谷のMCに、オーディエンスからは笑いが起こる。雰囲気が和んだところで、「渚にて」のリード曲「渚にて幻」が演奏される。美しいメロディをなぞる川谷のメロウな歌声、長田カーティス(G)とオオタユウスケ(Dr)の作り上げる幻想的なサウンドに、観客はじっくり聴き入っている。曲は後半に進むにつれ熱量を増し、圧巻のバンドアンサンブルで壮大な光景を展開した。
 
最後に披露されたのは「抱きしめて」。力強いサウンドに乗せて川谷は柔らかなメロディラインを時に強く、時に優しく歌い上げ、彼らならではの世界をオーディエンスに存分にアピールしていた。
 
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セットリスト
01. レナは朝を奪ったみたいだ
02. 緑の少女
03. 秘密の金魚
04. 渚にて幻
05. 抱きしめて

2012/09/01
12:46