1993年に大阪府にて、ブルースやソウルに耽溺していた早熟なボーカリストと、ビートルズやニール・ヤング、XTCに影響をうけたプレイヤーたちが出会い、マーヴィン・ゲイの曲から名前を借用し、ロックバンド「GRAPEVINE」を結成。翌1994年より本格的に活動がスタート。1997年9月にリリースした1stミニアルバムのタイトル曲『覚醒』が「Power Push!」に選出される。その後1999年、プロデューサー・根岸孝旨を迎えてリリースした「スロウ」「光について」を含む2ndアルバム『Lifetime』がスマッシュヒット。すべての楽曲の作詞をてがける田中の世界観とあいまって、音楽シーンにその名が駆け巡った。2002年から現在の田中和将(Vo/G.)、西川弘剛(G.)、亀井亨(Dr)、高野勲(Key)、金戸覚(Ba)による編成になり活動を続けている。2014年、スピードスターレコーズに移籍後、アルバム『Lifetime』再現ライブ『IN A LIFETIME』を開催。2015年、先行シングル「Empty song」を含む移籍第1弾アルバム『Burning tree』をリリースし話題を集めた。そんないつの時代も輝き続ける彼らが、2011年以来2度目となるSLSに登場。今年も力強いライブで多くのファンを魅了してくれるに違いない。