ハッピー&グルーヴィー!多幸感あふれるSuperflyのステージ
少し雨脚が強くなったお昼過ぎ。昨年「SWEET LOVE SHOWER」に初出演を果たし、インパクト大のパフォーマンスを披露したSuperflyが、今年もまたLAKESIDE STAGEに登場した。
1stアルバムの大ヒット、全国ツアーの成功を経てこの1年間で飛躍的な成長を遂げたSuperfly。デビュー当時より「唯一無比の歌声」と絶賛されてきたが、この日もその歌声を体感すべく、多くの観客がフィールドを後方まで埋め尽くした。
グルーヴィーなインストと観客の手拍子に導かれ、60年代風のボヘミアンな衣装を身につけた越智志帆がステージに登場。Superflyのサウンドを体現した可憐なファッションが、会場のピースフルな雰囲気を倍増させる。
ライブはダイナミックなサウンドが印象的な「Hi-Five」からスタート。骨太でアッパーな演奏に負けない力強い歌声が観客を酔わせる。続いて「山中湖のみんな元気ですか?SWEET LOVE SHOWER楽しんでますか?」の掛け声とともに「マニフェスト」を披露し、会場を一気にその世界観に引き込んでいく。
MCで越智は「去年に続き2年連続で出演しているけれど、昨年に比べ天気もよく、霧がないのでしっかりお客さんの顔が見られて幸せです!」と照れくさそうに口にし、ファンの心をわしづかみに。そんなキュートなMCに続いてのナンバーは夏の名残を感じさせる「Oh My Precious Time」「愛と感謝」。会場ののどかな雰囲気にマッチしたスウィートなメロディにあわせ、観客の頭が気持ちよさそうにゆらゆらと揺れる。
しかし、その雰囲気も新曲「How Do I Survive?」で一変。ハードなリフと豪快な歌声。Superflyのロックな一面を覗かせるナンバーに、誰もが立ちつくし聴き入っていたのが印象的だった。
そして、「この曲はSuperflyにとっても大切な曲で、皆とつながることができた曲です」という紹介とともに、ラストナンバーとして披露されたのは「愛をこめて花束を」。イントロのキーボードが鳴った瞬間、大きな歓声と拍手があがった。フレッシュさを失わず、それでいて貫禄も十分。大きなラブソングで締めくくられたパフォーマンスは、誰もが笑顔になるような幸福感に満ちたものだった。
M-1.Hi-Five
M-2.マニフェスト
M-3.Oh My Precious Time
M-4.愛と感謝
M-5.嘘とロマンス
M-6.How Do I Survive?
M-7.愛をこめて花束を