BRAHMAN


2008年の「SWEET LOVE SHOWER」で圧巻のステージを披露したBRAHMANが山中湖に帰還! 前回同様、嵐を呼ぶかのような壮絶なパフォーマンスをフィールドに刻み付けた。

厳かなSEが鳴り始めると、観客は天を拝むようにしながら拍手を響かせる。熱烈な歓迎を受けたメンバーは「ANSWER FOR...」を演奏。激しくなる曲調にあわせて地面が揺れる。途中でおもむろにTOSHI-LOW(Vo)は客席エリアに降り立ち、ファンに支えられながら熱唱を続けた。


1曲目を歌い終えるとTOSHI-LOWは、「観てるほうだけに寒い思いはさせないよ。倒れても、泥を食っても、這いつくばっても......。俺たちBRAHMAN、始めます」と、この上ないほどドラマチックな形でライブを本格的にスタートさせた。その後も「THE ONLY WAY」「EPIGRAM」「SPECULATION」と続け、息をもつかせぬ展開で観客を圧倒していく。


後半はメロディアスな「最終章」、タイトなアンサンブルが響く「CHERRIES WERE MADE FOR EATING」などを連投。TOSHI-LOWはMCで「この『SWEET LOVE SHOWER』を主催してるスペースシャワーTVとは、東日本大震災が起きてから一緒に支援活動で動いてたから。このイベントに出演のオファーいただいたとき、考えなしに『出ます』って言ったんだけど」と語りつつ、「このステージの木村カエラ、BRAHMAN、岡村ちゃんって変な並びだよね。1個1個はいいんだけど、シュークリーム、つけ麺、濃厚チーズケーキみたいな、食べ合わせが良いのか悪いのかって感じで......」と観客を爆笑させた。


そして「明日のことはわからないけど、今日1日はこうやって音楽が好きな人の前で歌えることを感謝してる」「本当に今日ありがとう。変わらない日常、変わらない世界、変わらない自分。本日、晴天の。」と話し、ラストナンバーとして演奏したのは、もはや彼らのライブには欠かせない新曲「霹靂」。TOSHI-LOWは、KOHKI(G)、MAKOTO(B)、RONZI(Dr)の演奏にあわせて空高く声を響かせた。

セットリスト
01. ANSWER FOR...
02. THE ONLY WAY
03. EPIGRAM
04. SPECULATION
05. THE VOID
06. 最終章
07. CHERRIES WERE MADE FOR EATING
08. SEE OFF
09. BEYOND THE MOUNTAIN
10. BASIS
11. 霹靂