The Mirraz
Forest stage、この日のラストとなるThe Mirrazのステージ。オープニングSEの反町隆史「Forever」が流れる中メンバー4人はステージに登場し、畠山承平(Vo, G)のシャウトから「あーあ」が始まった。四つ打ちのリズムと浮遊感漂うアレンジ、畠山の激しい歌声にオーディエンスのテンションは急上昇。ステージ前は観客のジャンプで大きく揺れる。さらに「僕はスーパーマン」の激しいギターイントロが鳴り響くと、観客は一斉にステージ前へ押し寄せる。The Mirrazならではの痛快なバンドサウンドが、湖畔に高らかに鳴り響いた。
続いて畠山が「新曲やります」と宣言して始まったのは、9月7日発売のニューシングル「ラストナンバー」。このポップなテイストのダンスチューンでは、佐藤真彦(G)の軽やかなフレーズとグルーヴィなリズムが絡み合い、これまでのThe Mirrazの楽曲とは異なる雰囲気を醸し出した。MCで畠山はライブ中に再び降り出した雨に「ちょっと雨邪魔だよ! (ステージに)入ってくんな!」と叫び、「ケイゾー雨止めて!」と中島ケイゾー(B)に無茶ブリする。中島はファンからの「がんばって!」という声に「......がんばるから(笑)」と答え、笑いを誘っていた。
激情的な轟音が響く「ハッピーアイスクリーム」の後は、中島と関口塁(Dr)がダイナミックなグルーヴを生み出す「CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい」。オーディエンスは激しくステップを踏み、彼らの作るリズムに身体を委ねる。「check it out! check it out! check it out! check it out!」では畠山がギターを降ろし、ハンドマイクで観客を煽る。
「じゃ、最後」と畠山が言うと、オーディエンスからは残念そうな声が上がる。すると「大丈夫大丈夫、このあとの岡村ちゃんカッコいいから(笑)」と返し、最後の曲「観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは」を力強く歌い始めた。ラストチューンにふさわしい印象的なナンバーで、初日Forest stageの幕が閉じられた。
セットリスト
01. あーあ
02. 僕はスーパーマン
03. なんだっていい//////
04. ラストナンバー
05. ハッピーアイスクリーム
06. CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい
07. check it out! check it out! check it out! check it out!
08. 観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは