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DAY2 09.01 SAT

9/1 SAT
(Text by Billboard JAPAN)

【SWEET LOVE SHOWER 2018】2日目のモーニング・アクトを務めたのは、新世代ギターロック4ピース、MONO NO AWARE。「マンマミーヤ!」「東京」など全4曲の短いセットでありながら、異彩を放つ文学観で独自の詩世界を紡ぎ出した。一方、FOREST STAGEでは大阪出身バンドBURNOUT SYNDROMESがオープニング・アクトで登場。躍動感溢れるサウンドを朝イチから鳴り響かせた。

Mt. FUJI STAGEのトップバッターを務めたgo!go!vanillasは、目の覚めるようなギター・ストロークを合図に「SUMMER BREEZE」で夏らしくスタート。爽快なダンスチューンたっぷりのセットリストでオープニングを飾った。LAKESIDE STAGEではUNISON SQUARE GARDENが開幕の祝砲を打ち上げるべく、「君の瞳に恋してない」や「シャンデリアワルツ」でユニゾン流ハッピー・アンサンブルを奏でた。

昼過ぎのLAKESIDE STAGEには、5年連続5回目の出演となるフレデリックが登場。最新EP『飄々とエモーション』の楽曲を中心に、「シンセンス」や「NEON PICNIC」のアーバン・ディスコティック・パートから、「KITAKU BEATS」や「リリリピート」のダンスチューン・パートまで、全曲キラー・チューンと言わんばかりのビビットな35分間となった。続くNICO Touches the Wallsも、若い楽曲をメインにセットリストを構成。フェスでは定番の「THE BUNGY」や「天地ガエシ」は、バイオリンを迎えてアイリッシュに味付けされていて、彼らの探究心が窺えた。

『チュートリアルの徳ダネ福キタル♪』から派生した鶯谷フィルハーモニーがついにラブシャ降臨。ボーカルの徳井義実が時に爽やか、時にエモーショナルに、抑えきれない欲望の数々を歌い上げた。そして昨年に引き続き、マキシマム ザ ホルモンはLAKESIDE STAGEに登場。「今日は友達が少ない」とダイスケはんの言葉通り、本日のラインアップでパンクアクトは彼らのみ。そんな存在感を濃いものとするべく、中盤は「What's up, people?!」「「F」」「爪爪爪」「ぶっ生き返す!!」と苛烈なハードコア・ナンバーが続く。ラストは「恋のスペルマ」。多彩なボケ&ツッコミも含めて、爆速で駆け抜けるようなステージだった。

FOREST STAGEの陽が傾き始めた頃に登場したDAOKOは、ディスコ・ファンクな「ステップアップLOVE」、ダンサーを両脇に従えた「ShibuyaK」、そして幻想的なムードで会場を包み込んだ「打上花火」と、表現の幅を広げ続けるポテンシャルの高さをアピールした。同じ頃、LAKESIDE STAGEに登場したのは、4年ぶりの出演となるSuperfly。「Beautiful」を皮切りに誰もが知るヒットソングを次々と熱唱。「愛をこめて花束を」では、オーディエンスがAメロからサビまでシンガロング。老若男女から集める人気が感じられる一幕であった。

JQがそのアンニュイな歌声を夜空に反芻させるように、「Everybody Knows」の緩やかな幕開けを迎えたNulbarichのステージ。夜の野外という絶好のチル空間もあって、高い含蓄性を感じさせるグッド・ミュージックが全身を包んでくる感覚が最高だ。JQも思わず「ヤバい」と呟いた、エリアを埋め尽くす観客の同時ハンドワイプはたしかに壮観だった。

夕暮れのMt. FUJI STAGEに登場したsumikaは、アップチューンの「ペルソナ・プロムナード」や新曲「ファンファーレ」、「Summer Vacation」など様々な一面を見せながら、オーディエンスを暖かい空間で包んだ。今年デビュー10周年を迎えたTHE BAWDIESは、冒頭「NO WAY」から「IT'S TOO LATE」「EMOTION POTION」とアクセル全開で会場をダンスフロアへ。"HOT DOG劇場"では笑いも取りながら、新曲「FEELIN' FREE」など彼ら流のお祭りが続き、最後は「KEEP ON ROCKIN'」で痛快なエンディングを迎えた。

すっかり日が落ちたLAKESIDE STAGE、2日目のトリを飾ったのは、昨年に引き続きサカナクションだ。「アイデンティティ」のイントロが始まると、フロアの温度は一瞬にして沸点に達する。幾重に重なるレーザー光線がさらに高揚を増していき、「新宝島」「陽炎」で終演へ。有無を言わさぬ圧倒的なステージで、2日目を締めくくった。

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