GOOD ON THE REEL

観客に手を振りながらFOREST STAGEに姿を現したのは若手5人組・GOOD ON THE REEL。ひと足遅れて登場した千野隆尋(Vo)は両腕を横に広げ、行儀よく礼をしてからライブをスタートさせた。独特な言語感覚でつづられた歌詞を喉を震わせながら歌う彼は、大きな身振りで観客の目を奪っていく。

バンドはこの日、これまでの作品からまんべんなく選曲したセットリストを用意し、1曲目「ゴースト」からフレッシュなステージを全力で展開。MCで千野は「俺はすごく人混みがイヤなんだけどさ。やっぱりこうやってステージに立つと、もっとたくさんの人に観てもらいたいって思うんだよね。だから自分のとらえ方で、たぶん全部変わっていくんだと思うんだよね」と1人ひとりに語りかける。そして「だから今はすごくうれしい気持ちです。どうかそれぞれのとらえ方で僕たちを受け止めてください」と真摯に話した。
その後「花」では血管が切れそうなほどの絶唱がオーディエンスの心を動かす。ラストを飾ったのは「どうせ終わりが来るならハッピーエンドにしたいでしょ?」というメッセージから始まった「ハッピーエンド」。拍手が鳴り止まぬ中、初日のFOREST STAGEは幕を閉じた。

セットリスト
01. ゴースト
02. 2月のセプテンバー
03. 花
04. それは彼女の部屋で二人
05. ハッピーエンド
01. ゴースト
02. 2月のセプテンバー
03. 花
04. それは彼女の部屋で二人
05. ハッピーエンド