Dragon Ash
今年の夏は、亡きIKUZONEに代わりKenKen(RIZE)をサポートベースに迎え、各地のフェスやイベントを席巻中のDragon Ash。ダンサー陣を筆頭にLAKESIDE STAGEに姿を見せた彼らは、挨拶代わりに「AMBITIOUS」を投下する。Kj(Vo, G)の「飛び跳ねろ!」の声に地面は揺れ、その歌声にあわせて合唱が起こる。「土砂降りだろうがなんだろうが、ロックンロールには関係ないんだ!」というKjの言葉に賛同するように、オーディエンスは拳を突き上げた。
そのままアッパーチューン「Bring it」になだれ込み、ダンサーの動きはますます躍動的に、バンドサウンドは激しさを増す。その流れをくむ形で「Run to the sun」に突入すると、曇り空から太陽がステージに差し込み始めた。曲とリンクするような奇跡的な光景に、Kjは「晴れたじゃん!」と笑う。それにつられて、観客の顔にも満面の笑みが浮かんだ。
手拍子に乗せて始まった「Walk with Dreams」では、歌詞に聴き入るように観客はゆったりと体を揺らし、音にあわせて高く手を上げる。続く「La bamba」で空気は一変し、サビでの盛大なタオル回しによってお祭りモードはヒートアップ。間髪入れずに演奏された「For divers area」で熱気はさらに高まっていく。
「あの......『SWEET LOVE SHOWER』はロックフェスではないので、いろんなアーティストがいると思うんだけど、俺らはミクスチャーロックというジャンルをやっていて、すごい騒がしいし、うるさいと思うんだけど、こういうバカみたいな音楽に人生かけてやってます」とKjは語り、「ミクスチャーロックはお好きですか?」と絶叫。そしてバンドが一丸となってオーディエンスとぶつかるDragon Ash流のアンセム「Fantasista」をパフォーマンス。フィールドを祝祭空間へと変え、貫禄たっぷりのステージを刻み付けて後輩アーティストにバトンを渡した。


セットリスト 01. AMBITIOUS
02. Bring it
03. Run to the sun
04. Walk with Dreams
05. La bamba
06. For divers area
07. Fantasista
02. Bring it
03. Run to the sun
04. Walk with Dreams
05. La bamba
06. For divers area
07. Fantasista