奇妙礼太郎
奇妙礼太郎は弾き語りソロで、湖畔のWATERFRONT STAGEに登場。「死ぬ気で歌います。よろしく」という挨拶に続いて「天王寺ガール」を歌い始め、湖畔の空気を一変させる。熱のこもった歌声に、集まった観客はじっくりと聴き入り、続く「機嫌なおしておくれよ」には温かい手拍子で応えた。
奇妙は「元気ですか! 生きてるか! 聞こえてるか!」と会場を盛り上げつつ、「Make It Better」を熱唱。松田聖子の名曲「SWEET MEMORIES」をしっとりと披露した。
曲間ではサイトウ"JxJx"ジュン、ガリガリガリクソン、村田シゲの3人が漕ぐカヌーが背後の湖を通り過ぎ、奇妙が「なんかあの人見たことある」と笑顔を見せる場面も。その後「君が誰かの彼女になりくさっても」を感動的に歌い上げるクライマックスを経て、ラストナンバーはおなじみ「オー・シャンゼリゼ」。観客は手拍子を叩いて盛り上がり、その歌声はいつしか大合唱に変わっていく。コール&レスポンスで会場がひとつになると、奇妙はステージ脇の柵をまたいで越え、観客の中へ。「♪オー・シャンゼリゼ」の歌声が繰り返し湖畔に響き渡る中、奇妙はギターを弾きつつ客の間を練り歩き、そのまま歩いてステージを後にした。

セットリスト
01. 天王寺ガール
02. 機嫌なおしておくれよ
03. Make It Better
04. SWEET MEMORIES
05. 君が誰かの彼女になりくさっても
06. オー・シャンゼリゼ