SWEET LOVE SHOWER 2012

2012.9.1 Sat - 2 Sun 会場 山中湖交流プラザきらら

LIVE REPORT

Rihwa

「SWEET LOVE SHOWER 2012」2日目の朝一番、「MORNING ACOUSTIC」枠を担当したのは、7月にメジャーデビューしたばかりの女性シンガーソングライターRihwa。彼女は「皆さんおはようございます! Rihwaと申します。今日は短い時間ですがよろしくお願いします!」と前置きし、小雨降るあいにくの天気に負けない力強い伸びやかな歌声を響かせる。
 
Rihwaは昨日山中湖に初めて来たとのことで、「すごく空気がキレイで、この山中湖もとっても美しくて。私も北海道生まれで自然の中で育ったので、今日はこういうところで歌えて本当にうれしいです!」と話す。明るい屈託のないキャラクターで、初見のオーディエンスをみるみるうちに引き込んでいく。
 
ライブ後半は、カナダの高校で鍛えた英語力が堪能できる「Tell me what you want」と、デビューシングル「CHANGE」を披露。彼女のハキハキとした声に誘われるように、WATERFRONT STAGEの近くの湖にはたくさんのカヌーが集まってきた。こうしてRihwaが朝の湖畔に爽やかな歌と演奏を届け、2日目のステージがスタートした。
 
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セットリスト
01. きりん
02. なぞれ
03. Tell me what you want
04. CHANGE

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SWEET LOVE SHOWER 2012 2日目スタート

「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2012」2日目開場しました。会場はあいにくの雨模様ですが、今日も素晴らしいアーティストが多数登場します。体調管理に気をつけて、それぞれのペースで楽しみましょう。
 
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「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2012」初日、無事終了

「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2012」初日、無事終了しました! あいにく雨の多い1日となりましたが、最後までたくさんの皆さんに元気いっぱいに楽しんでいただきました。
 
明日9月2日も朝8:00に開場します。明日ご来場の皆さんも、1日中たっぷりと音楽を感じてください!
 
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CLOSING DJ サイトウ"JxJx"ジュン(YOUR SONG IS GOOD)

1日目の最後を楽しく締めるのはサイトウ"JxJx"ジュン(YOUR SONG IS GOOD)のCLOSING DJ!......のはずが、予定時刻になってSPACE SHOWER TV STUDIOに登場したのは「スペシャエリア」で"天の声"として進行役を務めているガリガリガリクソンだった。彼は「放送できない偏見ショー」と題して、毒舌たっぷりにオーディエンスとのトークを繰り広げる。
 
その後JxJxも加わり、2人でハイネケン片手に乾杯のコール。JxJxはハイテンションのまま「適当に飲みながら楽しんでってね! 好き勝手やるからよろしくお願いします!」と話してDJをスタートさせた。セットリストはクールなスカやロックンロールに加え、「アラレちゃん音頭」やBIGSHOT ALL STARSによるサザンオールスターズ「希望の轍」のラバーズレゲエカバーなどバラエティ豊か。「スペシャエリア」の共演者でありこの日Mt.FUJI STAGEに出演したきゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」では、多くのオーディエンスが陽気に踊る。
 
ガリガリガリクソンはたびたびJxJxの横に立って絡んだり、ブース前の泥の地面に自ら飛び込んでいったり、自分の帽子を人の海へ向かって投げたりとやりたい放題。2人が自由にパーティ空間を作り上げ、初日の夜はふけていった。
 
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サカナクション

初日LAKESIDE STAGEのラストを務めたのは、5年連続出演となるサカナクション。2008年の初出演以来躍進を続け、いよいよトリとしてステージに立つ。その姿を見届けようと、客席エリアは早くから多くの人で埋め尽くされた。
 
ライブは、メンバー5人が1列に並んでラップトップの前に立つ登場シーンから幕開け。民族音楽的なSEのリズムとともに拍手が大きくなると、ビジョンにはメンバーの姿が浮かび、それと同時に強烈なビートが重なる。そして岡崎英美(Key)の弾くきらびやかなシンセサイザーと山口一郎(Vo, G)のアンニュイなボーカルが絡み合う「モノクロトウキョー」をプレイ。湖畔のフィールドを広大なクラブへと変えた。
 
そこからはヒットシングルのオンパレード。山口の「いくぞ!」という叫びをきっかけに地面がうねるように揺れた「アルクアラウンド」、5人の荘厳なコーラスワークと観客の合唱が重なった「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」と続き、高揚感に満ちた音の洪水にオーディエンスは溺れていく。「僕と花」ではしっとりとした雰囲気が漂い、湿った会場の空気とあいまって、曲のメッセージがより深く観客の心にしみていく。
 
しかしシングルを連発するだけでなく、観客を驚かせる仕掛けを用意するのがサカナクションらしいところ。原曲を大胆に変えた「僕と花(sakanaction Remix)」で5人は再びラップトップの前に。色とりどりの照明がステージを照らす中、レーザーがステージ後方から放たれダンサブルなサウンドを強調する。そのままラップトップを前に「ネイティブダンサー」で後半戦へとなだれ込み、間奏中でバンド編成に戻る早技も披露。サウンドだけでなく、視覚的にも楽しませる演出でオーディエンスを盛り上げた。
 
クライマックスを彩ったのは、スモークが曲のドラマチックな側面を際立たせた「アイデンティティ」、メンバーのコーラスから自然とフェイドインした「ルーキー」の2曲。ハンドクラップがパーカッションのように響き、メンバーのコーラスと合唱が融合した瞬間、これ以上ない多幸感が会場全体を包み込んだ。
 
「ありがとうございました! サカナクションでした」と山口が挨拶し、メンバーがステージを去っても拍手は鳴り止まない。アンコールに応えるべく、ステージに戻ってきたメンバーは、笑顔で観客に挨拶。山口は「これからも自分たちのやりたいことを伝えていきたいと思います。僕たちは変わらないからさ。変わったら戦略だと思ってください」と改めてバンドのスタンスを伝える。さらに「新曲聴きたい?」と問いかけるや否や8月29日にリリースしたばかりのシングル「夜の踊り子」を夜空に響かせ、圧巻のパフォーマンスで初日のフィナーレを飾った。
 
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セットリスト
01. RAP TOP OPENING
02. モノクロトウキョー
03. アルクアラウンド
04. 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
05. 僕と花
06. 僕と花(sakanaction Remix)
07. ネイティブダンサー
08. アイデンティティ
09. ルーキー
<アンコール>
10. 夜の踊り子

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