OKAMOTO'S

OKAMOTO'S、激シブロックでオーディエンスを圧倒

強烈な日差しが照りつけるFOREST STAGEにOKAMOTO'Sが登場。オカモトコウキ(G)の奏でる強烈なイントロで始まったのは「スマッシュ」。オカモトショウ(Vo)はブルースハープを吹き鳴らし、ステージ前方まで身を乗り出してシャウトする。続く「Beek」ではコウキの歪んだギターの音色と、ハマ・オカモト(B)が鳴らす流麗なベースライン、オカモトレイジ(Dr)の緻密なドラミングが絡み合い、全員19歳とは思えないような渋い雰囲気を作り上げていった。

大型トレーラーを使ったFOREST STAGEの中でショウは「なかなかトラックの中でライブできないよ(笑)。かっちょいいね、このトラック」とうれしそうに挨拶し、「おやすみ君のこと」を歌い始める。穏やかなリズムに乗せて、自身の思いを伝えるようにマイクスタンドごと前に乗り出して歌うショウ。続く「まじないの唄」では、コウキとハマが強力なユニゾンを聴かせ、ショウがオーディエンスとコール&レスポンスを交わして「最高だぜ!」と笑顔を見せた。

「みんな踊りに来たんだろ? 足踏みをしてくれ!」というショウの煽りに続いてはガレージパンク風の新曲。コウキのアグレッシブなギターソロに乗せられて、オーディエンスも激しく踊り狂う。そしてザ・ルースターズのカバー「恋をしようよ」に突入すると、ステージ上も観客もテンションはMAXに。彼ららしい勢いと情熱を前面に押し出したカバーに、全員が腕を挙げて応えていた。

ラストチューンは「RUN RUN RUN」。ショウはマイクスタンドを振り回して大暴れしながら歌い、レイジはスツールから半ば立ち上がって激しいドラミングを続ける。19歳らしいスピード感と19歳らしからぬセンス、相反する魅力でオーディエンスをノックアウトした彼ら。ショウは「ありがとうOKAMOTO'Sでした。また会おうぜ」と不敵に笑って挨拶し、強烈な印象を残してステージを後にした。

セットリスト
M-1. スマッシュ
M-2. Beek
M-3. Baby Don't Stop
M-4. おやすみ君のこと
M-5. まじないの唄
M-6. 新曲
M-7. 恋をしようよ
M-8. RUN RUN RUN

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