sleepy.ac

晴天の湖畔にきらめくsleepy.ac至福のアコースティックサウンド

湖畔に設営されたWATER FRONT STAGEでは、sleepy.abのアコースティック編成“sleepy.ac”がパフォーマンスをスタート。リハーサルからそのままライブに入った彼らは、まず「おはようございます」と爽やかに挨拶。そして津波秀樹(Dr)のカウントで、ライブの定番曲「メロディ」を奏で始めた。

津波の刻む軽やかなカホンと、山内憲介(G)の爪弾く流麗なギターに成山剛(Vo,G)の優しい歌声が絡む。その声に合わせるように観客の1人がシャボン玉を吹き、曲のファンタジックな魅力を演出した。続いて披露されたのは、山内の繊細なグロッケンから始まる「メロウ」。この曲では成山の包容力あるボーカルが全方位に広がり、オーディエンスをうっとりとさせる。

2曲目が終わったところで、田中秀幸(B)が「初SWEET LOVE SHOWERです。素晴らしいロケーションです」と、自然に囲まれた環境で演奏できる喜びを表現する。成山も「こんないいロケーションのところで(演奏)できてうれしいです。ありがとうございます」と笑顔を浮かべた。

MCの後は「さかなになって」を演奏するはずだったが、暑さのせいで楽曲の肝となる鍵盤笛・アンデス25Fに不調が発生。急遽楽曲を変え「メリーゴーランド」を披露してくれた。そして最後は、朝にぴったりな清涼感ある「君と背景」へ。原曲に比べゆったりとしたアレンジになったアコースティックバージョンは、のどかな会場の雰囲気にぴったり。4人は朝の山中湖に美しい音色を響かせ、幸福なひとときを提供してくれた。


セットリスト
M-1. メロディ
M-2. メロウ
M-3. メリーゴーランド
M-4. 君と背景

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