9mm Parabellum Bullet

9mm Parabellum Bullet、4年連続出演の山中湖を今年も完全制覇

日没直前のLAKESIDE STAGEに、今年で4年連続の山中湖出演となる9mm Parbellum Bulletが登場! 「9mm Parabellum Bulletです、こんばんは」という菅原卓郎(Vo,G)の挨拶に続き、かみじょうちひろ(Dr)の連打から「Living Dying Message」が始まった。

早くも狂乱の渦が巻き起こるフィールドに向けて中村和彦(B)は豪快なシャウトをかまし、滝善充(G)はステージから落ちんばかりの勢いで暴れまわる。さらに「Cold Edge」「Vampiregirl」と、キラーチューンが次々と叩きつけられる。鋭い目線を向けながら力強いボーカルを響かせる菅原。かみじょうが踏むツーバスの低音とオーディエンスのステップが、湖畔に激震をもたらした。

「みんな日が暮れるぜ! やっと涼しくなってきたと思うから、思う存分爆発して帰ってください」という菅原のMCの後は「The World」。滝は激しく頭を振りながら情熱的なギターを奏でる。そして中村がアップライトベースを抱え、始まったのはもちろん「キャンドルの灯を」。渋いリズムと豪快なプレイのギャップで、フィールドを大いに魅了した。

そして「みんなどうにもこうにもとまんねえんだろ?」という菅原の絶叫とともに「どうにもとまらない」が始まる。菅原は歌詞を「山中湖で誰かとキスをして」「真夏の一日フェスティバル」と変えて歌い、フェス気分をさらに盛り上げる。彼の煽りに応えた「どうにもとまらない!」の大合唱が湖畔の空に響いた後は、「Black Market Blues」「The Revolutionary」と、文字通りどうにもとまらないセットリストが続く。ラストを飾ったナンバーは「Discommunication」。メンバー全員がすさまじい勢いでそれぞれの音を鳴らし、オーディエンスも彼らのパフォーマンスに全力で応えるように踊り狂う。アウトロではまるで山中湖畔を制圧するかのように、この日一番の轟音が鳴り響いた。


セットリスト
M-1. Living Dying Message
M-2. Cold Edge
M-3. Vampiregirl
M-4. The World
M-5. キャンドルの灯を
M-6. どうにもとまらない
M-7. Black Market Blues
M-8. The Revolutionary
M-9. Discommunication

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